スティーブのクイックフック検証

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あらすじ
ティーブ(笑)に降格させられたヤナギはクイックフックの検証をすることを決意したのであった。

【概要】

 クイックフックにリスクを負わせたい。

 しかしina tekken wikiによるとクイックフック〜フリッカー構え移行はガードで-1Fしかつかないとのことなので、スカ硬直に技を差し込むことが唯一リスクを与えられる方法だと思われる。

 そこでクイックフック〜フリッカー構えが果たして何F目からオートガードに移行するのかを検証することで、スカ確の猶予Fを調べることができるのではなかろうか。

 多分世の中ではもうとっくになんらかの結論が出てるのだろうが、俺自身が知らないことには始まらないので検証をするしかないのだ。

【やり方】

1、スティーブ側が有利の状況でクイックフック〜フリッカー構え移行を振ってもらい、ジャックがブラボーナックルを振る

2、スティーブ側が不利の状況でクイックフック〜フリッカー構え移行を振ってもらい、ジャックがブラボーナックルを振る

説明:ブラボーナックルは発生30Fのしゃがみステータス中段なので、クイックをもぐりつつ30F目に中段の攻撃判定が出る。仮に±0Fの状況でクイックとブラボーをお互いに振って、スティーブがブラボーをガードできた場合、クイックのガード移行Fは30F目より前ということになる。

【状況の作り方】

(フレームは全てスティーブ側のもの。-1Fはスティーブが1F不利ということ)

「+7F」 ジャックオーバードライブ一発止めガード後

「+6F」

「+5F」 

「+4F」

「+3F」

「+2F」

「+1F」 ジャック逆ワンツーガード後

「±0F」 スティーブLP2LPヒット後

「-1F」 ジャックRPガード後


【検証の前提づくり】

ブライアン相手にジャックの技フレーム検証

チョッピングエルボーが多分発生20Fであるという前提の検証です

「スネークピット一発止めガード時の不利F検証」RP:ガード|ピリオドシューター:ヒット|結論:-10F

「ブラボーナックルの発生検証」スネークピット一発止めガード後、ブラボーナックルとチョッピングエルボーを出し合う。|結果:相打ち|結論:発生30F

「オーバードライブ一発止めガード時不利F検証」オーバードライブ一発止めガード後、チョッピングエルボーを出してもらい、ジャックが最速で暴れる。何Fまでの技でチョッピングを潰せるのか。|ピリオドシューター:潰せる|RP:潰せる|3RK:潰せる|タイタンダンプ:チョッピングと相打ち|結論:-7F

「ロケットキックガード時不利F検証」ロケットキックガード後、チョッピングエルボーを出してもらい、ジャックが最速で暴れる。何Fまでの技でチョッピングを潰せるのか。|ピリオドシューター:何故かスカる|シットジャブ:潰せる|RP:相打ち|結論:-9F

「スティーブのLP2LPヒット時F検証」LP2LPヒット後、ジャブを出してもらい、ジャックが最速でピリオドシューターを出す|結果:相打ち|結論±0F

【検証結果】

「ジャックのRPをガード後、クイックとブラボーを出し合う」ブラボーをガードできない

「スティーブのLP2LPヒット後、クイックとブラボーを出し合う」ブラボーをガードできない

「ジャックのRPLPをガード後、クイックとブラボーを出し合う」ブラボーをガードできる

「ジャックの3LPをガード後、フリゲートコンビネーションとブラボーを出し合う」フリゲート二段目が発生する前にブラボーがヒットする

結論:スティーブのクイックフック〜フリッカー構え移行は、

30F目までガードモーションを取っていない

31F目からガードモーションを取っている

フリゲートコンビネーションの二段目の発生は38F目以降である
 


 つまり仮に発生15Fのライトゥーでクイックにスカ確を取りにいった場合、
 存在する猶予はたったの2Fということになります。
 しかもクイックの発生が13Fなので、
 15F目までにライトゥーを打つかどうかを決めなければなりません。
 ちなみに奈落払いの技そのものの発生がina tekken wikiによると16F(ステップを除く)なので、
 スティーブのクイックフックを見てからスカ確を入れられる人間は、
 すなわち奈落払いを見てからしゃがめる人間ということになります。
 そんな人間がいたらゲームが成り立たないので、クイックフックへのスカ確は一点読みの決め打ちしか無いことが分かります。
 もちろんこの話はただの理論上の話なので、潜り性能のあるアッパーや隼などを決め打った場合にはもっと楽にクイックフックを浮かせることができます。
 しかしスティーブにはもう一つ、発生16Fで確反が無くカウンターでコンボが決まる中段ホーミングが存在します。
 ブラボーや追い突きなどでクイックを潰しにいった場合、漏れなく中段ホーミングをカウンターすることになるので、二つを使い分けられると本当にどうしようもないですね。

 「クイックの派生出し切り(フリゲートコンビネーション)がブラボーに当たるんじゃね?」という疑惑が持ち上がったのですが、もしそうだとしたらマジで対策ができないことになります。クイックに反撃を入れたいタイミングで立ち途中浮かせ技を出すとクイック派生に引っかかるとか、そんな読み合いになるわけですから。多分ブラボーで潰せるとは思いますけれども、一応今度また試してみます。もしクイックに反撃を入れれるタイミングで攻撃を出していた場合、確実にフリゲートを潰せるということが分かりました。
 以上でクイックフックの検証を終わります。

おまけ:スティーブの確定反撃

フィニッシュブロー:-14F(3LP入る、右アッパー入らず)

ピーカブー中の重い下段:-16F以上(バイオレンス入る)

ピーカブー昇竜拳:-15F(右アッパー入る、4RK入らず)

ピーカブー肘(浮かせ技):-10F(撲面入る、RP入らず)

スカイハイ:-13F(タイタン入る、3LP入らず)

ダーティー一発止め:-15F(立ち途中RP入る、バイオレンス入らず)

下・中・上のコンビネーション一発止め:-17F以上(クイックハンマーラッシュ一発止め入る)

下・中・上のコンビネーション二発止め:-11F(RP入る、3RK入らず)

ストマックブローっぽいやつ:-9F(ジャブ暴れと4RPが相打ち)

忌怨拳っぽいホーミング中段:-9F(ジャブ暴れと4RPが相打ち)

ティーブ(笑)